窓はやっぱり明るい南側がええな
ちょっと待った!
窓をつくるのに北側を忘れてへんか?!
北?
くらくてじめじめしてそうやけど…
もったいないな~!
この記事を読んでほしいのはこんな人
- 北に窓をつくる意味ある?と思っている
- やっぱり南東に窓でしょ!と思っている
- 北にしか窓が作れなくて間取りが決まらない…
この記事を読むと北向き窓の良さと
設置時に必須な注意点がわかるで!
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北向きの窓のメリット
- 直射日光ではないやわらかい採光
- 季節によらない安定した明るさ
- カーテンなどの日射遮蔽が不要
- 天窓にうってつけ
ひとつずつ説明します。
直射日光ではない やわらかい採光
北には直射日光が当たらないのは想像に容易ですが、その明るさがモノや空に反射したやわらかいものであることはあまり認識されていない事実です。
高齢の方や自律神経の乱れがちな方、体調がすぐれない時に、光がささるような感覚に襲われたことはありませんか?
直射日光はその強さゆえ、健康な人なら耐えられますが、不調時は刺激が強いものです。
不調時にはゆったりと暗めの部屋で休みたくはなりますよね。
やわらかい光には心を落ち着かせるヒーリング作用があります。
季節によらない安定した明るさ
北の窓からは直射日光ではない光が入ることから、季節に関係なく一定の明かりが確保できます。
開閉すれば換気窓として、南の窓と相性は抜群です。
カーテンなどの日射遮蔽が不要
南の窓は、夏場には熱い日差しが注ぎ込むためカーテンやシェードが必須。
夏は西日も強いため、西の窓にもカーテンは必須です。
一方、北の窓は明かり取りでありながら直射日光の侵入がないため、熱も少ない。
カーテンなどの遮蔽は一切不要です。
そのため開放感を得るために高い位置に設置するのも実は北向きが最もおすすめです。
天窓にうってつけ
天窓から入る直射日光を想像してください。夏場の南向き天窓… 想像いただけましたか?
床の日焼けはもちろん、衣類も焼けるのでランドリールームにも不向き。熱がそのまま入ってくるのは冬なら暖かいかもしれません。
実は天窓は北向きがおすすめ。
理由は開放感がえられる上に直射日光が入らない、カーテンが不要など、他のどの方角の窓にも叶えられない点が北にはあるからです
天窓をつけたい!という方にはぜひ北向きをおすすめします。
ここに注意!北向きの窓
お隣さんへの配慮
北向きに窓を作る時、お隣さんが北に居ない場合や、ものすごーーーーく遠くにお隣さんがいるなら問題ないですが、基本的にお隣さんへの配慮が必要な窓になります。
北向きの窓の向こうはお隣さんの南やからな
- 窓は小さめにする
- すりガラスにする
- 視線が合わないように窓の位置や高さを配慮
上記3点に注意して設置を考えましょう。理由は下記の通りです。
窓は小さめにする
南側に窓が来るお隣さんはおそらく窓は大きく取りたいでしょう。
そのため譲歩するならやはり北側。
明り取りの北側の窓は、小さくてもしっかり やわらかい明かりが年中注ぎます。
お隣との付き合いは長いから
仲良くいきたいしな
すりガラスにする
年中安定した明るさが入る北の窓ですが、視線が入るのは避けたいですね。
南と北ならどちらの窓を透明にしますか?
自然と北側をすりガラスにする理由がお分かりいただけるかと思います。
もちろん南をすりガラスにするのもありなのですが、北側が透明の場合、視線というデメリットがやわらかい日差しとともに入ってくる可能性が高くなるので、すりガラスをおすすめします。
視線が合わないような位置や高さにする
ここまでお伝えした通り、視線を合わせない方法のひとつです。
高さが合わなければ視線も入りませんので、高めに窓を作るなどすることは有益です。
高い位置にあれば視線も入らないほか、透明ガラスにすることも検討できます。
最上階であれば問題ないですが、我が家は2階建て、お隣は3階建てなどの場合は上からのぞけてしまうため、何階の窓かも計算して設置することが大切です。
ご近所さんとの関係性も結構重要な環境の一部やな
マイホームは長いこと住まう大事な空間
人間関係も含めて、良い環境づくりが大切やで
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我が家の窓
方角と数を数えてみました。
後悔ポイントは【北向きの窓は二階にのみ】ということ。
これはもったいなかったです。
方角 | 一階 | 二階 | 三階 |
---|---|---|---|
南向き | 1か所 | 3か所 | 3か所 |
北向き | なし | 2か所 | なし |
東向き | なし | 1か所 | 1か所 |
西向き | 1か所 | 1か所 | なし |
北の窓は階段とトイレにあるんやけど、
なかなかいい採光でな
うちの母親は「北にもっと窓をつけたかった~!」
て悔やんでるで
そんなに気に入ったんや♪
絶対つけてあげようっと
四季を経験して感じたのは、やっぱり窓の近くは温度差を感じるということ。
我が家では二重窓を採用していますが、予算に余裕のある方は三重窓がおススメ。
また、開閉できる窓に関しては【引き違い】よりも【開き窓】のほうが家の外気の影響を受けにくいです。
窓は少ないほど気密性が上がります。また、窓の作り過ぎはコストがかかります。
低コストのためにも窓は厳選して、必要なところにつけたいものです。
それでも、明りとりの窓を3階の北に作ればよかったなと思いますが。
まとめいくで~
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まとめ
- 北向きの窓には強すぎない採光が1年中安定して入る
- ヒーリング窓として癒し効果抜群
- 北向きの窓はお隣の視線に配慮する必要がある
- 窓の作りすぎは禁物!気密が下がりコストは上がる!
北向きの窓、ほんまもう1か所ほしかったな~
トイレの窓は意外といらんかったw
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