エラ子の建てた家の換気システムは第1種 スーパーエコ換気ユニット(ローヤル電機) 全熱交換型やで
この記事は第1種換気システムを採用した我が家のメンテナンス記録です。
現在24時間換気システムの導入は必須となっています。
ご一読いただければ、導入する換気システムの比較検討をされている方のリアルな検討材料になるはずです。
この記事を読んでほしいのはこんな人!
- 第1種か第3種の換気システム どちらがいいか迷っている
- 第1種の換気システムのメンテナンスについて知りたい
- 第1種って、実際どうなの?!おすすめなの?と思っている
この記事を読んだら、メンテナンスを通して
年収400万円の人にとっての第1種換気ってどうなん!?がわかるで!
第1種換気システム 入居後初のフィルター掃除
換気システム本体にはフィルターが2つ付いています。
①室内吸い込み用と、②外気清浄用です。
室内吸い込みは基本室内の空気を外に出すときに通るものなので、そこまで汚れていませんが
外気を取り込む外気清浄用はダイレクトに外の空気を吸い込んで清浄するため、虫とかも吸い込んじゃうそうです。
はてさて我が家はどんな感じなんでしょうか?
ちなみに排気も給気も2階と3階の間にあるので、高さはあります。1階の換気口よりは虫は入ってこないかもしれませんが、メンテナンスはしにくいことが予測されます。
3ヶ月ごとにお掃除ランプが点灯する
引き渡しの時には3ヶ月点検で詳しく説明しますねと工務店に言われ、じゃあいいかと信じ切っていましたが
普通引き渡しの時にも説明せんか??
と感じ始めたのは、メンテナンスのために説明書を読んでいた時からです。
説明書を手にするきっかけは、フィルター掃除のランプがついたから。
3ヶ月に一回は掃除する必要があり、3ヶ月ごとにフィルターの汚染度には関係なく清掃ランプがつくようです。
エアコンのフィルター掃除を同じような警告ランプで、掃除してもしなくても長押しすると消えるよ。というものです。
3ヶ月点検まで待つのもありやけど、気になるし…掃除するか!
フィルターの位置を確認しよう
実は入居して初めてフィルターの位置を確認しました。
我が家は本来天井裏にセットするらしい換気システムを床下に収納。上にあるより下にある方が歳をとってからでもメンテナンスしやすいからと、工務店側のアイデアを採用した形です。
床下収納と同様の60㎝×60㎝のふたを開けると、換気システムが覗きます。
両サイドについてるフィルターを取り外すで!ワクワク
※まさにこの時、これまた気になる点が出てきたおかげで住宅診断を検討することになりますが、また別の記事で紹介します。
外の空気がどれだけ汚れてるかがわかるから、ちょっと楽しみ
フィルターの機能説明では小さなゴミ、ほこりを除去しますくらいにしか書いてへんけど、実際は排気ガスとかPM2.5とか、結構なものを取ってくれてるらしいで!
フィルターは床下に入っているので、上に引っ張り上げることで取り出すことができる仕様になっています。
白いつまみを引っ張り上げて、取り出してみました!!
ご飯中の人と虫嫌いな人はひとまず
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いや、離脱してまうやん!
頑張って見てって!?
フィルターを取り出してみた 驚きの黒さと… 虫いた
フィルターを取り出してみると、こんな感じ。喫煙者はおりませんが、中から外へ出ていく換気フィルターも黒くなっているのがわかります。空気って汚れてるんですね(;´・ω・)
ちなみにまだ住んでから3ヶ月経過してません。
いちばん大きい虫はもうアップせんかったで
(←虫嫌い)
ここまで見てくれてありがとう
もう虫ネタはほぼ終わりやで
ほぼ?
外から中へのフィルターには、一緒に吸い込まれた虫たちが多く付着しています。
なんとかこの虫を取り込まない方法はないものか…。
掃除機で吸い取り、さらに水洗いしてみた
大きな虫などは掃除機で除去できましたが、どうしてもきれいとは言えない仕上がりのため、
水洗いができるとのことで水洗いしてみることにしました。
なかなか簡単に汚れが落ちましたよ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°※19秒動画あります
虫付きフィルター(あんまりなネーミング)は、ブラシでこすっても大丈夫とのことで、ブラシでの洗浄も行いました。
それでもフィルターの中に閉じ込められた虫たちを取り出すことは難しく、虫がフィルターの目詰まりの一番の要因になると予測できます。
洗浄後乾燥させて、こんな感じになりました!
十分ではないでしょうか!!虫嫌い頑張ったんじゃないでしょうか!?
フィルター掃除はそんなに大変ではなかったですが、ランニングコストが気になります。
第1種換気システムのフィルター メンテナンスコスト我が家ver
フィルターの交換頻度は2年に1回 清掃は3ヶ月に1回推奨です
換気システムのフィルターに関してコストとしてかかるのは下記の通りです
給気用…4,400円(税400円)
排気用…3,740円(税340円)
室内グリル用…1,100円(税100円) ※5枚セット 各部屋についてる
オプションのPM2.5対応 微小粒子フィルター…7,150円(税650円) ※6か月使い切り
春は花粉とPM2.5用にオプションの微小粒子フィルターを使用する予定です。
《結果》 我が家のフィルターコストは年間 16,390円となりました!!
実に高価!月額約1,400円!とかいう魔法にかかるなかれ
年収400万円の子持ちにはなかなかのコスト負担です。
かつ、我が家の換気システムはダクト式と言って、ダクト(空気の通る管)の中のクリーニングも必要になります。
(ダクトのありなしは第1種、第3種ともに選択できます。)
第3種の換気システムでもフィルターの清掃は必要ですが、第1種換気システムと比較して安価な傾向があります。
そして第1種では将来、機械本体の交換する必要もあり高額となりがちです。
※ 第3種でも排気モーターを交換する必要はありますが比較して安価で済みます。
ランニングコストを落としたい!メンテナンス苦手!という人は
第3種の換気システムがおススメ
大阪なら尚更!
現在の工法では気密性や断熱性が優秀であれば、換気システムに大きく左右されないような気候の地域もあります。
ただし、寒冷地帯に新居を構えるなど、地域によって第3種では心もとない場合もあります。
一般的に第3種は暖房費がかかりコストパフォーマンスが悪いといわれますが、ランニングコストで帳尻合わせられる地域もありますので、お住いの地域に向いている換気システムについて調べてみることをお勧めします!
◎地域区分新旧表 (国土交通省より引用)からお住いの地域の区分がわかります。
これを工務店やハウスメーカーへ提示して意見をもらうのもいいのではないでしょうか?
もちろん事前にご自身である程度調べてから提示することをお勧めします。
知識を武器に家づくりに挑みましょう!!
まとめ
- フィルターの掃除は意外と楽ちん
- 虫はフィルター目詰まりの天敵と心得よ
- メンテナンスの手間とランニングコストを抑えるなら 第3種換気システム
- 家を建てる地域の区分を調べて、どの換気システムが向いているか検討材料にするべし
正直第3種換気システムでもよかったかなと思うのは
きっと将来のランニングコストの不安が拭えないからやと思う
大阪は雪もめったに降らへんしなぁ
この不安を払拭するために、
ダクトの清掃について勉強せねば!
最後まで読んでくれてありがとう!
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