【太陽光発電設置費用】ソーラーローンと住宅ローン組み込みどっちが安い？

《太陽光発電設置費用》比べてわかる！お得度に個人差あり

《ソーラーローンってなに？》４つの特徴

ソーラーローンの特徴は下記の４つです。

注文住宅を建てる方は、住宅ローンを組む方が大半です。

太陽光発電を居住後に設置する人と比べて、太陽光発電の費用を住宅ローンに組み込む方がお得な可能性があります。

ソーラーローンが本当に注文住宅を建てる人にも得なのか？を検証したいと思います。

太陽光発電の費用を住宅ローンへ組み込むのはだめってホント？

当ブログは注文住宅を建てたい方へ向けた情報を発信しています。

注文住宅を建てる前提で、太陽光発電システムを導入したい方には有益な内容となっています。

太陽光発電システム導入に、ソーラーローン＝「太陽光発電用のローン」を組むことを推奨する方も見受けられますが

今から家を建てたい！という方は、住宅ローンに組み込むことも可能です。

ソーラーローンとの比較をしつつ、より安く設置できる方法を考えていきましょう。

《住宅ローンとソーラーローン》金利の違い

2022年1月のソーラーローンの金利相場は2.5％です。

金利は変動金利が多く、固定ではJAの1.8％～みずほ銀行の4.8％、変動ではJAバンクの1.2％～三井住友の4.98％など、借入先によって幅のある金利となっています。

返済期間は15年までの期間を選択できる場合が多いですが、20年まで設定できるほか、1年で返済も可能です。

一方住宅ローンはどうでしょうか。

最安値変動金利で0.289％なんてこともありますが割愛。

ざっと見て変動金利は1％前後。

固定金利も2％までにおさまっています。

2022年12月には日銀が実質利上げを発表しましたが、住宅ローンの比較大手モゲチェックでは利上げの影響について「固定は限局的、変動はほぼ変わらず」と予測しています。

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住宅ローンを35年固定金利1.5％で借り入れたとしましょう。

対してソーラーローンを15年間2.5％で借りた場合と比較します。

太陽光発電システムは150万円(仮)です。

	返済期間	総返済額	内利息分
住宅ローン　1.5％	35年	1,928,786円	428,786円
ソーラーローン　2.5％	15年	1,800,253円	300,253円

住宅ローンの金利がどのくらいになればソーラーローンと同じ水準になるか見てみましょう。

	返済期間	総返済額	内利息分
住宅ローン　1.2％	35年	1,837,526円	337,526円
住宅ローン　1.1％	35年	1,807,711円	307,711円
住宅ローン　1.0％	35年	1,778,174円	278,174円

	金利	返済期間	総返済額	内利息分
ソーラーローン	2.5％	15年	1,800,253円	300,253円
ソーラーローン	2.5％	10年	1,696,791円	196,791円

住宅ローンの金利が1.1％を下回ればソーラーローンの金利2.5％を凌ぐように思えますが、実際には事務手数料や保証料などの諸費用が掛かってきますので一概には言えません。

あくまで総返済額のみ比較しています。

また、住宅ローンの借入期間についても同様です。

35年よりも短い期間で設定していれば、ソーラーローンを割り込む金利も変わってきます。

シュミレーションを一例としてあげましたが、やはり『自分の場合はどうなのか』を比較していくことが重要になります。

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『自分の場合』をシミュレーションしてみよう

住宅ローンシュミレーションを活用して、簡単に調べることができます。

無料で使えて、登録もいりません。

今回はKeisan生活や実務に役立つ計算サイトさんを利用させていただきました。

《手順紹介》住宅ローン返済シミュレーション

Keisan生活や実務に役立つ計算サイトさんを例に手順を紹介します。

ざっくりとですが、自分なら住宅ローン組み込みか、ソーラーローン活用か、どちらがお得かをイメージすることができます。

住宅ローンの借り入れ先が決まっているなら、事務手数料や保証料などのローン以外でかかる費用も確認しましょう。

住宅ローンの諸費用は、中古物件であれば6～10％、新築物件で3～7％が加算されることが多いので、目安にするといいでしょう。

《金利を下げると同義？》太陽光発電システムの費用を抑える方法

当然のことながら、太陽光発電システムの導入がソーラーローンの条件です。

ソーラーローンの金利がいくらであろうと、太陽光発電システム自体の価格が高ければ利息も多く支払うことになります。

太陽光発電システムを自社施工できる、かつ優良業者だけを厳選して審査している大手ソーラーパートナーズ。

比較で100万円設置費を削減した逸話もあるほどなので、一度比較してみるといいかもしれません。

施工業者の審査基準は7項目、蓄電池の設置も相談できるので、省エネ住宅を建てたい施主の強い味方になるでしょう。

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《結論》ソーラーローンがお得な可能性は高いけど、人によるからやっぱり比較

一連のシミュレーションを通して、ソーラーローンと住宅ローン組み込みを比べてみると、ソーラーローンがお得な可能性が高いことがわかりました。

しかし、そのためには個々の条件があり、非常に複雑で一概には言えません。

固定か変動か、借入先、借入可能額、返済可能期間、設備の費用などなど、比較検討が注文住宅には必須です。

エラ子は注文住宅を建てるまでに7年の時間を費やしました。7年間のどの段階でも通るかは別にして、住宅ローンの審査を受けることは可能でした。

むしろ「まだ無理だろうな」と思った段階でも住宅ローンの審査を受けたり、住宅見学会や勉強会の参加をしておいてよかったと今では思います。

取得資格の内容によっては、内定と資格取得見込みでも、審査の材料になることも知りました。

勤続何年以上でないと受けられないとか、今の年収で借り入れはこのくらいなど、現実的な数字を叩きつけられると改善するための糸口が見えるからです。

今の自分どのくらい？と、思っているならぜひ一度借り入れの審査を受けてみてください。

将来に向けて準備するべきことが見えるかもしれません。

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まとめ

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auじぶん銀行とみずほ銀行が強いかも