家が欲しいけど、なにから始めたらいいかわからない。
どんな家がかえるんだろう?そもそも買えるのかな。と思っていませんか?
家探しの現実的ステップその1は予算の把握です。とりあえず住宅展示場行く人が多いのですが、おすすめできません。なぜならカモにされるか相手にされないかどちらかだからです。
うちまさにそれ最近したわ
全然相手にされない
新築内覧会の担当の
対応の冷たいこと
あとは分譲住宅の間取りと
価格と立地みて妄想とかな
モチベーションの維持は
ええけど、進行はせん
ぐぬぬ…!
はい!
この記事を読んでほしいのはこんな人!
- マイホームが欲しいけど、何からしていいかわからなくて妄想ばかりしている
- 自分の組める住宅ローンの金額を把握していない
- このくらいならローンを組めると仲介会社や不動産屋に言われたことがある
- 予算枠を増やす方法を知りたい
この記事を読むと
住宅のチラシを見ながら
これなら買えるランクやな
と、分析して取捨選択できる
力が身につくで
予算を知ると節約できるもの
予算を知ることで節約できるもの。それは時間です。正しい予算を知らなければ、予算外のものに時間を取られずに済みます。必要のない工程を踏まずにすむこともあるでしょう。
例えば、予算を超える物件を見学にいく場合はどうでしょう。「購入」ではなく「設備を確認する」など、購入以外の目的で参加するなら問題はありません。目的意識を明確に持って見学することが必要です。
予算を知ることは、買えもしない展示場のオプションに心迷わされず、冷静に取捨選択できる視点を身につけることにもなります。
注文住宅の購入は時間がかかります。選択することの連続なので、自分のものさしをしっかりと持っていないと、営業トークに踊らされてから時間だけでなく予算(資金)まで失うことになってしまうのです。
《3分でできる》目安になる予算の調べ方
夢見て建てた住宅に人生を狂わされないために、予算から住宅購入を逆算していきましょう!
かんたんな計算式がありますので、予算の目安がまだわからない方は今すぐ計算できます。
返済比率目安計算式 計算してみよう
返済の目安を考える時、年収に対する返済比率の算出が有効です。
計算式にあてはめて、得た返済比率が20~25%であれば無理がない返済額と言われますが、これは家族構成や購入者の年齢、車などの他ローンの有無などでも変わります。
(毎月の返済額×12か月分)÷年収額×100
=返済比率(%)対年収
例えば… 年収400万円で毎月の返済額7万円の場合…
(7万円×12か月)÷400万円×100=21(%)
となりますので、返済比率は20~25%に収まっているので返済に無理がないことがわかります。
しかしこの返済比率は年収や返済期期間も考慮して検討することが必要です。
例えば… 年収1,000万円に方が返済比率25%の場合、住宅以外にかけることのできる生活費の枠が750万円あります。
年収500万円の方が返済比率25%だと、生活にかけられる金額は375万円です。
同じ返済比率でも、何かあった時に生活費から捻出できる余裕のあるお金は2倍違うことがわかりますね。
そのため、年収が上がるほど返済比率が上がってもなんとかなる。ということです。
逆に言えば、年収が少ない方ほど、返済比率を上げることはリスクが高くなることを意味します。
ちなみにエラ子は住宅購入時点で年収400万円やった
返済比率25%で年収に見合わん超危険ゾーンといえるな
まねしない。絶対まねしない
年収400万円 月々の返済額から返済比率を比較してみた
下記の表は月々の返済額から予算がわかる表を用意しました。ここから予算の目安を割り出し、どのくらいの返済額でどのくらい借り入れできるのかの目安にしてください。
ボーナス払いも加算した場合の金額も載せています。しかし、時代の変化の速度、コロナウイルスによる影響で、大企業でも経営が大きく揺らぐことが証明され始めています。
そのためボーナス払いは今のご時世極力組まないことをお勧めします。
※下記表は35年返済、元利均等方式、金利1.35%(フラット35を参考に)、年収400万円で算出しております
ボーナスの加算額 (1回当たり/年2回) | ボーナス 0円 | 返済 比率 | ボーナス 10万円 | 返済 比率 |
---|---|---|---|---|
毎月の返済額 5万円 | 借入可能額 1,672万円 | 15% | 借入可能額 2,228万円 | 20% |
6万円 | 2,007万円 | 18% | 2,563万円 | 23% |
7万円 | 2,341万円 | 21% | 2,897万円 | 26% |
8万円 | 2,676万円 | 24% | 3,232万円 | 29% |
9万円 | 3,011万円 | 27% | 3,567万円 | 32% |
10万円 | 3,345万円 | 30% | 3,901万円 | 35% |
11万円 | 3,680万円 | 33% | 4,236万円 | 38% |
月々11万円の返済まで表に作成してみましたが、正直年収400万円で11万円支払うのは無謀…これが返済比率33%です。
最も推奨される年収400万円の返済比率15%です。
他のローン(車など)があれば、この借入可能額から減算して考える必要があることも念頭にいれるべき。諸費用は購入物件の7~10%別途かかりますし、引っ越しや仮住まいなど物件以外の出費に少なく見積もって100万円はかかると思っておきましょう。
年収1000万円 月々の返済額から返済比率を比較してみた
ボーナスの加算額 (1回当たり/年2回) | ボーナス なし | 返済 比率 | ボーナス 10万円 | 返済 比率 |
---|---|---|---|---|
毎月の返済額 5万円 | 借入可能額 1,672万円 | 6% | 借入可能額 2,228万円 | 8% |
6万円 | 2,007万円 | 7.2% | 2,563万円 | 9.19% |
7万円 | 2,341万円 | 8.4% | 2,897万円 | 10.4% |
8万円 | 2,676万円 | 9.6% | 3,232万円 | 11.6% |
9万円 | 3,011万円 | 10.8% | 3,567万円 | 12.8% |
10万円 | 3,345万円 | 12% | 3,901万円 | 14% |
11万円 | 3,680万円 | 13.2% | 4,236万円 | 15.2% |
なんか表作ってるうちに
切なくて腹立ってきたw
年収が高くなれば返済比率を上げてもリスクが上がらないことは想像できますが、こうしてみてみると年収400万円では月々5万円の支払いで、年収1000万円では11万円の支払いで、いずれも返済比率は15%となることがわかりました。
マイホームを計画するため 予算枠を増やす3つの方法
これまで確認できたことから、ご自身の無理のない返済の目安がお分かりいただけたと思います。
おそらくほとんどの方が、余裕のある返済比率に夢のマイホームがかすんでしまうのではないでしょうか。
そこで、予算枠を増やす方法を考えてみました!
- 収入を増やす
- 家計を見直す
- 保険を見直す
1の『収入を増やす』は、より高収入の職業へ転職、配偶者の方が働く、副業をするなどがあります。
働けってか ごもっとも
反面「2」と「3」はそもそも出費を見直すことですね。
手っ取り早いのは家計支出の見直し。
すぐにできて効果が大きいのは保険の見直しです。
実は保険は住宅の次に生涯お金をかけるといわれている商品です。
特に、家を購入することを前提に考えた場合、必要のない保険や掛け過ぎの保険が出てきます。マイホーム購入を機に、過剰なものがあれば解約、不足のものがあれば加入することを強くお勧めします。
エラ子は見直し勧められたけど、もれなく病気で引っかかったから審査通らんかったんや。
みんなほんま健康なうちに入ってほしい。
……
今から入れるの探しとこ…
予算はオーバーする可能性を秘めていることを念頭に置く
いくら予算がざっとわかっても、いいなと思うものの多くはちょっと手が届かないものが多いもの。
そんな時は予算オーバー後の生活を想像してください。
支払いが増えた分、どこから捻出されるのか?それにより今の生活より住みよいと思える生活が送れるのか?オーバーしない方法について考えてみることも大切です。
まとめ
- 予算の把握は時間の節約になる
- 年収400万円の人の返済比率は本当に無理のない15%がおすすめ
- 予算を増やす手段を検討することも視野に
- すぐできる保険の見直しは住宅購入でぜひ検討を
いかがでしょうか?この記事では無理のない住宅購入を応援しつつ、敷居の高い注文住宅をあきらめずにできることについてをお伝えしていきました。
ステキなマイホームは手に入れて終わりではありません。
家族みんなで
笑顔で楽しく過ごすために
一歩一歩前に進んでいこ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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