長期優良住宅取得のために、耐震等級は2以上が必須です。
我が家は耐震等級3で構造計算され建築されました。
実際に住んでみてから震度3程度の地震を経験。地震に負けない家を描いて建てた家は、果たしてどうなのか?
実際に住んでみて感じた
地震に強い安全な家とは?
を記事にしてみました
後悔とやってよかったことを
5つお届けします
家づくりのヒントになると
嬉しいです!
《耐震で建ててみた結果》わかった5つの「後悔とおすすめ」
耐震構造(耐震等級3)にした我が家のおすすめと後悔は下記の5つです。
- 制震も検討の余地あり
- 年収的に免震は「なし」一択
- クローゼットの扉はつけるべし
- 設計の時点から固定家具の設置がおすすめ
- キッチンボードのウォールキャビネットはなくして正解
ひとつずつ説明します。
①制震も検討の余地あり
引っ越し早々震度2の地震で3階に居た時かなり揺れました。
これは震度3やろ!くらい揺れて
震度2~1と知りショック!
意外と揺れるで~
制震での追加投資は家族の安全を守るために住み続けることを考慮すると、あってもいいオプションだったと感じます。
ハウスメーカーや工務店によっては、標準設備のところも出てきているようです。(その分もちろん高いけど…)
制震でどのくらい変わるかは、正直体験するしかないでしょう。
可能であれば、近くで開催されている地震体験イベントに参加して、
制震と免震の違いを実感するのが一番だと思います!
住まいの地域+制震+(免震)+体験会
とかで検索したらええで!!
今回の記事で制震をつけていない我が家に代わり、制震ダンパーをつけたマグBLOGさんの体験談をご紹介!
なんと制震ダンパーを30万円で設置されています。
めちゃ安い~~!!
《マグBLOG》 制震ダンパーを30万円で導入した経緯と理由
制震って何?って人は
下記の記事でわかりやすく
説明しています
②年収的に免震は「なし」一択
エラ子の年収は約400万円です。
もっともコストが高い「免震」は手の届きません。普通に。
免震では設置コスト150~600万円のほか、ランニングコスト(メンテナンスコスト)として数年毎に3~5万円の点検、地震後の点検に3~5万円程度。
メンテナンスすることで60年の耐久年数がありますが、メンテナンスしないともちろん耐久年数は下がります。
大地震で装置自体が故障した場合は取り換えが必要になります。
免震って何?って人は
下記の記事でわかりやすく
説明しています
③クローゼットの扉はつけるべし
寝室のクローゼットをコスト削減のため、扉なしにしました。衣類が取り出しやすい反面、見栄えを整えておかないと萎えます。
扉がないことで地震があったらクローゼットの中身は飛び出てくると予想できます。
地震の際に物が落下することを考え、上部には重いものを置かないよう工夫しています。扉をつけていたらいろいろ置けたのかなと思います。
何より、扉をつけることで落下を防ぐことができる可能性が高まるのでつけておけばよかったなと思います。
でも扉がないと
取り出しやすいから
片付けの苦手な
こどもには良かった!
一長一短やな~
④設計の時点から固定家具の設置がおすすめ
固定家具は動かないメリットと動かせないデメリットがあります。
我が家の場合、スタディスペースに固定されたデスクと棚を設置したのですが、地震では倒れることがないので安心です。
地震の際に危険なのは、大きな家具が倒れることではないでしょうか。中身がばらばら書類等が落ちるくらいだと、後で直せば大丈夫。でも家具が倒れると、下敷きになるなど命に係わることになりかねません。
テレビで大地震の際に
必死に家具を支える
映像があったなぁ…
見てると怖くて
倒れへんか冷や冷やしたわ
背が高い、大きな家具や高いところに設置する重量のあるものは固定する方法を検討しつつ、設計士さんに相談してみるといいかもしれません。
⑤キッチンボードのウォールキャビネットはなくして正解
キッチンボードの上部にある天井から垂れるような収納のウォールキャビネット。工務店から勧められましたが、結果つけませんでした。
確かに収納は多い方がいいんですが、上の方に収納があると不安。取りにくいですし。地震の際扉がロックされるような機能がついているものもありますが、地震の後は開けなきゃならないわけで。開けたとたんに倒れてくる危険な物もあるかもしれません。
引き出し式ならまだ安心ですが、ウォールキャビネットは開き戸か引き戸に限定されます。なによりウォールキャビネットが無いことでキッチンがすっきり見えるので、本当につけなくてよかったと思います。
引き出し式の
フロアキャビネットで十分
人間これだけと思ったら
それ以上食器を
買わんくなるもんやでw
どうしてもつけたい人は
地震でロックがかかるタイプを
選ぶといいかもしれません
【耐震等級3】後悔&おすすめポイント5選 まとめ
- お金が許すなら制震・免震の方がそりゃいいさ
- コストはピンキリ!交渉や出会いで節約できる可能性も
- 住宅設備を選択する時点から地震への備えは始まっている
コメント