【LIXIL建て得】本気口コミ！《注文住宅ZEH》ゼロエネルギーは本当か

《建て得とは》ZEH普及促進を目的としたサービス

ZEHはゼロエネルギーハウスの頭文字をとって『ゼッチ』と読みます。

ZEH基準住宅とは、①住宅の気密性や断熱性をあげることで省エネ性能の優れた住宅であること。

②太陽光発電などで生活に必要なエネルギーを自家生産すること。

①と②によって、一次消費エネルギーをゼロ以下にする住宅のことです。

※一次消費エネルギーは空調・給湯・照明・換気のことを指します。

《建て得》を活用することで実質0円で太陽光発電システムを導入できます。

正式な建て得のホームページでは詳細をご覧いただけますが、このブログでは施主目線でさらに深堀りしております。ぜひ最後までお読みいただいてからご検討ください。

現状、燃料費の価格高騰や物資不足、太陽光発電システムの普及促進の動きにともなって、設置費用は変動が大きい状態が続いています。建て得も例にもれず、プラン変更が頻回に行われているほか、燃料費調整額の撤廃も発表されました。

そのため、今まで契約必須条件であった「指定電力会社への契約」が任意となるなど、住宅業界も日々判断を迫られる状態が続いています。

建て得だけでなく、太陽光発電システムの自費設置も合わせて情報を集めておくと、のちのち比較に役立ちます。

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建て得が利用できるのはこんな人

現在建て得は続々プランを追加しているため、プランによって契約条件が変わることも踏まえ、下記の通り説明しています。

参考：LIXIL建て得ご利用条件・ご利用にあたっての留意点　2022年9月30日　公式サイトより

新築の場合、図面の提出期限がすでに終了しています。今から申し込む方は来期の基準になりますね。

建て得は設備費は0円ですが、以前は「工事費」も0円でした。

2022年、建て得バリューは工事費実質0円

建て得ライフは工事費330,000円（税込）

建て得スマイルと建て得リフォームは工事費495,000円（税込）

建て得でんちは工事費＋蓄電池で2,200,000円（税込）です。

建て得が利用できない人はこんな人

• 建て得契約者と電気契約者、建物所有者が同一名義でない人
• 70歳以上の人
• 定期収入のない人
• 過去に太陽光発電を建築住所と統一の敷地でしていた、または今もしている場合の①②の人。①申込名義で設置あるいは登録（FIT制度申請）した人　②FIT制度の廃止届を提出した人※太陽光発電付き中古住宅購入も含む
• 手続き連絡先に日常確認できるメールアドレスがない人
• 太陽光発電設備の操作・データ確認に必要なパソコンやタブレット、スマートフォンのいずれも持っていない人
• 契約手続き中に2週間以上日本にいない人

参考：LIXIL建て得ご利用条件・ご利用にあたっての留意点　2022年9月30日　公式サイトより

プランの内容はどんどん新しくなっています。

ご自身の今の希望がどのプランに当てはまるのか、予算とも比較しながら検討しましょう。

《9か月住んでみて》実際にゼロエネルギーか調べてみた

建て得採用、ZEHのゼロエネルギーの力を見せてもらおうと設置後から約9か月経過した時点でモニター確認してみました。

データはいつでもスマホやPCから確認できます。

発電量と消費量を比較する画像を記載します。

自給率は81％。うち自家消費できたのは35％にとどまっています。

建て得を活用して初期費用少なく太陽光発電システムを設置したエラ子ですが、

自費でつけられるならつけたかったというのが今の本音です。

売電収入が難しい地域でもなく、設置できるパネルの枚数も少なめだった我が家は自費設置で充分だったと。

もちろん建て得の方がお得に設置できる方や、自己資金を初期にかけずに設置したい方には建て得はおすすめです。

建て得を検討される方には、ぜひたくさんの、た～くさんのパネルを設置していただければと思います。

ただ、エラ子は建て得だけではなく他の太陽光発電システムや(余裕があれば)蓄電池なども検討してもよかったなと思います。

パワコンやパネルの寿命、定期的なメンテナンス費が待ってることを考えると、建て得の10年間は電気代が節約できた分をメンテナンス費として積み立てていかねば！という心持ちです。

先日施工工務店と話をする機会があり、建て得プランが変更したため、自費設置可能な施主さまには自費設置も検討してもらっているとの話がでました。

建て得の場合、設置する設備が固定のため設備費用を抑えることができません。自費でも建て得並みのお得さで設置できることもあるのかもと感じました。

太陽光をつけたい方は見積りだけでも、他社でも比較してみるといいかもしれません。

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我が家は《建て得ライフE》オール電化対応型

ずっと『建て得バリューE』だと思ってた我が家のプランは、実は『建て得ライフE』ということが判明しました。

というのも、契約前の説明では建て得ライフというプランはない時期で、ちょうどサービス内容移行の過渡期であったため、契約後変更となったようです。

そのためエラ子は工事費0円で説明を受けていましたが、新しいサービスでは工事費が必要となりました。

結果、費用は工務店持ちと話がまとまりました。

《建て得どう？》電気代を引っ越し前・建て得開始前後で比較

建て得設置後はすぐに太陽光発電システムが稼働するわけではなく、2ヵ月のタイムロスがあります。

おかげで太陽光発電システムが稼働できない2か月間で、貴重な「発電できない時の我が家の電気代」を知ることができました。

ご紹介する2か月間のデータは電気会社も建て得とは無関係の大手の一般電気会社で契約しています。

我が家の住まい参照データ

・三階建て19坪

・UA値0.40

・C値0.3

・オール電化（IH・エコキュート）

・壁掛けエアコン：6畳用2台　12畳用1台（各階1か所）

　※季節により場所を変えて1台稼働

・太陽光パネル7.5kw、パワコン5.5kw（LIXIL建て得を利用）

地域区分：6地域（大阪）

電力会社：LIXIL TEPCOスマートパートナーズ

契約プラン　建て得でんきEプレミアム（関西）

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ZEH住宅　建て得ライフ利用で住んでみた電気代の違い

建て得はZEHなエコ住宅でこそ恩恵ありということで、「電気消費がいかに軽減されているか？」「太陽光パネル設置によっていかに電気代が抑えられるか？」に価値があります。

エラ子の家族は現在両親を含めて5人。

以前は仮住まいでマンションを借りていましたが、その時の電気代は6,000円～19,000円。

季節により大きな差がありました。

これにガス代がプラス、電気代＋ガス代で12,000円～26,000円/月程度です。

そして建て得開始前の貴重な電気代データは下記の通り

2022年5月　11,292円（最低額）～　2022年1月　23,955円（最高額）

建て得活用前と後の9月と10月では差が6000円ほどあり、60～70％程度の電気代に抑えられていることが予測できます。

しかし季節や天候による影響が大きいため、一年間通して比較していくことでより詳細に比較できると考えられます。

今後も電気代の推移を検証していきます。

現状、マンションに住んでいた時と光熱費があまり変わらないのが悲しいです…。

これは前借りていたマンションは水道基本料金自体マンションがもってくれる制度があり、すごーく安かったためです。

今思うと本当にありがたいマンションでした。

品名	仕様	数量	金額
太陽光発電システム	LIXIL　7.5kwプラン
PVモジュール	ソーラーPVモジュールSTP375S-B60/Wnhm	20	298,700
パワコン		1	137,685
接続機器		1	32,110
設置部材		1	73,035
データ測定装置		1	40,500
諸経費（配送料）		1	10,000
	合計		582,030
	消費税		59,203
	見積金額		651,233

見積の表を見る限り、自分でつけても良かったのではないかと思いますが後の祭り。

建て得ではLIXIL指定の太陽光パネルしか設置できません。パネルメーカーや施工費用など、設置費用比較してを削減できないデメリットがあります。

建て得も検討しつつ、他社での自費設置の目安をしっておくと、よりお得に設置できるかもしれません。

《節約ポイント》オプションのカラーモニターはいらない

太陽光の発電量や供給量などが一目で分かるカラーモニターは49,500円(税込み)のオプションです。

カラーモニター管理で家族間でしっかり節電に取り組もう！という方はいいかもしれません。

しかし、建て得では無料のスマホやPCで確認する方法（ソーラーモニター）も用意してくれています。

上の画像はタブレットで確認した際のソーラーモニターの表示画面です。

他にも年間のグラフも確認できるので、我が家は無料のソーラーモニターで事足りています。

カラーモニターの導入を検討している方は、電源の確保も必要なので、始めからコンセント位置など考慮して設置を検討しましょう。

《要チェック》建て得の契約前に考えるべき３つの注意ポイント

「建て得いいかも」と思っていただいた方にぜひ確認してもらいたいのが注意ポイントです。

注意ポイントといえるデメリットは３つです。

順番に確認して、納得して検討できるよう準備していきましょう。

《注意ポイント①》引っ越ししたら解約扱い

契約期間の10年を経過せずに引越しをした場合は解約扱いとなります。

家を手放すと解約ということですね。

※解約すると　ローン残高÷120カ月×残りの支払い月数　を一括返済する必要があります。

《注意ポイント②》契約者の万一に補償がない

10年間の契約期間中に契約者に万が一があった場合は強制的に契約解除となります。

※解約するとローン残高÷120カ月×残りの支払い月数を一括返済する必要があります。

家族に負債を残さない住宅ローンの団信があっても、建て得の費用は家族に負債として残るのはデメリットといえます。

《注意ポイント③》電力会社が選べない

建て得では『建て得でんき』という特別な電力サービスで契約することになります。

他サービスを利用中で、なんらかの恩恵を受けているような場合は電力会社は変更となってしまうので注意が必要です。

建て得の電気料金は建て得と相性のいい設定になっており、金額が高い！ということではありません。

むしろ逆に安いです。とはいえ2022年建て得の電気会社でも燃料費調整額の上限撤廃が発表され、今後の電気代の見通しは上がることはわかっていても、上り幅は不透明。

どうしても他の電力会社がいい場合、変更可能ですが改めて建て得でんきに戻るということはできません。

電力会社変更の際は慎重に検討しましょう。

建て得は年々プランが変更している

建て得では電気代を抑えるための太陽光発電システムが工事費のみで設置可能。

自宅の屋根を貸すことで、太陽さえ出ていれば日中の電力が使い放題です。

建て得ではサービスが定着してきたことを受けて、より多彩なサービス展開が毎年繰り広げられています。

2023年、建て得のプランは太陽光発電パネルの量によって違ったり、蓄電池が初めからセットできたり、工事費がプランによって変わるなど、自分に合ったプランを考えるのがさらに難しくなっています。

そして燃料費調整額の上限撤廃という、社会情勢も受けた対策で、電力会社の加入もゆるくなっていたり。

どんどん変化しているのでその都度比較していかなければプラン変更ですでに内容が違うこともあります。

社会情勢が不安定な近年、エコもいいけど値上げがね。と生活を圧迫しているのは日本中で怒っている非常事態。

電気の供給もその影響を大きく受けているため、太陽光発電システムの恩恵は大きくなる一方で、各社が太陽光発電システムの事業に参入、設置コストも多種多様。

太陽光発電システムは比較することで100万円安くなった人もいるそうですが、悪徳業者にも注意が必要です。

えらい目の読者さまには、後悔しないように、自分にとって一番いい形で太陽光発電システムを設置してほしいです。

例えば太陽光施工業者の比較を行う大手ソーラーパートナーズがあります。

住宅も業務用もおまかせのソーラーパネルに特化した専門業者です。大切なマイホーム、納得して太陽光発電システムを導入するために、活用するといいかもしれませんね。

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さらに詳しく建て得のメリットデメリットを知りたい方は下記の記事もご参照ください。

まとめ

建て得が本当にお得に設置できるよう、検討を重ねていただければきっとステキなマイホームへたどり着けると思います。

マイホーム、とくに注文住宅は選択と決定の連続です。

後悔のないプランの選択ができるよう、選択肢に幅をもっていけるように心がけたいですね。

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